ホリエモンがメルマガでおすすめしていた本なので読んでみました。
基本的には雇われているよりも、雇う側、資本家になろうと言うことです。
ただ、これはすべてのサラリーマンに当てはまるわけではありません。
著者が対象にしているサラリーマンは、ある程度大きな企業に努めていて、立場がそれなりにある人を対象にしています。
いわゆる一流企業の40代以上の人は当てはまる確率が高いような気がします。
一流企業のサラリーマンは、確かに会社の中だけでみると自分は会社の一部、歯車の一部でしかないかもしれません。
そのような見かたをするのではなく、社会の一員として見ると全く異なることです。
一流企業のサラリーマンである程度の地位があると、そこに部下が付きます。
部下には更に部下がいたり、パートやアルバイトの人がいます。
その先には消費者がいることを考えると、自分を頂点と考えた場合に多くの人達をまとめていることになります。
そこに特化した力をつけるために、会社からたくさんの研修などを受けていることでしょう。
つまり、その自分をトップとし消費者までの集団を見ると会社の歯車というよりは、小さな部門のトップ、そこを切り離せば小さな会社の社長と同じような役割。
しかも、多くの研修を受けてきているので社長としても優秀だろうということです。
確かに、中小企業の社長は親族経営や社長のワンマンで成り立っていることが多いので、最先端の営業やノウハウなどを持っていないことが多いです。
それらを兼ね備えたサラリーマンが中小企業を買い、経営者として手腕を発揮すれば多くの利益を上げることができるかもしれません。
そのような素敵な内容が書かれた本です。
すべてのサラリーマンに当てはまるわけではありませんが、自分の立ち位置や未来を考えるのに読んでおいても良いかと思います。